上昇気流に乗って

もう先月のことになるけど、晴れ渡った空と何処までも乾いた路面を求めて
と、脳裏に浮かんだ所それが琵琶湖湖畔だった
敦賀で高速を下り、国道8号から161号に差し掛かると家を出るときは雪のゆの字も無かったのに
峠は雪の壁、この辺ってこんなに雪が積もる所なんだ、路面は流石に雪も溶けていて走りやすいが
それが癖もんで、雪解けの水とほこりが混ざって琵琶湖が見えた頃には車は泥だらけ
それにしても雪が多い琵琶湖のほとりまで雪が積もっていた、散歩どころじゃ無い!
一体何しに来たんだろうね、と二匹+二人は顔を見合わす
思い描いていたレストランの食事(そんな所は無かった)にも有り付けなかった
仕方なくコンビニで車内昼食、その後、大橋を渡り琵琶湖の反対側へ(どっちが反対側か?)
すると雪がだんだん少なくなって山から遠ざかると完全にドライ!
朝から目的の散歩が出来たのが夕方とはなんと間抜けな一日だったことか
そのちょっとした広場では寒いけど気持ちよさそうに空を舞うモーターパラグライダーに出くわした

パイロットは決して若くは無かったがとっても良い趣味?だな~なんて思い
カメラを向けた、
赤いパラシュートの人は4~5回もタッチアンドゴを繰り返してくれた
本人はそんな風には思っては居ないだろうが勝手にこちらへのサービスカットと
思った

ドップラー効果とでも言いましょうか、ブ~ンと近づいてきてエンジンが後ろを向くと
バーーンと言う音と共に空へ舞い上がる
寒いんだけれど飽きずに着陸するまで見ていた
そんな二匹の散歩に、こんな遠くまで来たある晴れた日のドライブ
(ほんとは運転したかっただけ、、なんて二匹には内緒)
