冷気を求めて

灼熱の太陽が照りつける真昼(注、決して大げさじゃ無く)
100メートル先のきっと冷気が漂っているだろう滝の姿を求めて歩いた
足元は綺麗に整備されたコンクリート、雨上がりだったのでずるずる滑りそうな道
熊が出そうなところ、と思いながら進んだ
下りの階段や坂を下りてたどり着いたそこは確かに涼しかった
しかし、奥まった山の中に一人
なんだか落ち着かない、滝の写真一枚でもあれば ふ~んとでも思ってもらえるのだが
通りすがりの看板に誘われて寄ってみただけ、そこは湿度が100パーセントと思える
とても我慢ができない、今回は下見ということにしておいて車に残してきたパートナー達
の元へ急いで、、
しかし、その心が真夏の雨上がりの気候に惑わされた
上りの階段をせっせと上り下った坂を汗だくになりながら帰りを急ぐ
その間何十回シャッターを切ったのか覚えていないが殆どがボツ!そんなことより
自分の車が見えた時、正直 ホッとした
本当に涼しかったのは車の室内だった
その後、体から汗が 止まらない~!