あの思いはもうごめんだ

この子 silky
我が膝の上で仰向けになってくつろぐ事を至福としてる
隙あらばと膝上を狙っているのである
しかし、そんな状態でも落ち着かない時間が存在する
お休み前にソファーでくつろぐ、まさにその時
コチョコチョお腹を触ったり足をモミモミしている間は目を閉じているのだが
その手が止まったとき、
ぱっと目を開きじ~っと目そらさずガン見
何を、
シルカレの目!を
目蓋がふさがってくるタイミングを見ているのである
過去に何が有ったのかは何となく想像できる
多分、
気持ちよく夢の中を泳いでいたであろうsilky
それが突然、空から真っ逆さまに地面に叩きつけられた
眼が覚めたらそこは床、あの気持ちの良かった膝は頭の上
想像ではあるが今ではそれを警戒しているのだろう
彼の落ち着かない空白の時間は夢と現実が交錯する複雑な時間
だよね!