誰が悪いわけでも無く Ⅱ

足元に埋まっている無数のゴミの上を歩く、今年の冬だけでも多量のゴミがこの
砂の下に埋もれてその上に再び風と共に砂が覆い被さりまたその上に流れ着くゴミ
その昔、ゴミの分別だのどうのってそんな習慣なんて無かったのはこの国も同じ
ここ何年できちんと生活ゴミは山や海に捨てることはしなくなった、と言うよりしてはイケない
そんなことをここでどうのこうの言っても何も変わらない、そんな事より
危険は避けるか近づかないかが良いに決まっている、二匹を守るのは飼い主
こんな穏やかな日、なにか感じる危険な臭い!
たぶんここへ来ることはあまりなくなりそうな予感がする
冬の海が荒れた次の日が晴れ、そんな日を狙ってまた来るかも知れないけど。
