二匹の先生

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飛べない翼

季節
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今年もツバメの子供達が翼を開いた

チュチュチュと叫んでいた小さなヒナが

親鳥がくちばしに銜えてきた餌を必死に銜えようと小さなくちばしを開いて
我よ我よと泣き叫ぶ

ツバメはヒナが卵から孵ると卵の殻を一個だけ地面に落とす
そんな習性は我が家に来ているツバメだけかもしれないけど、、

何時もはホントに殻の中は空っぽなのに今年はちゃんとくちばしの形をしたヒナが中に入っていた
それは、即ち二度と飛ぶ事は無い

しかし、他の五匹のヒナは無事飛び立つ事ができた
現在、二回目の子育てに入っている(大体はワンシーズンに二回)

親鳥のペアは毎年やって来る(たぶん同じ番い)? 去年の巣と同じ所に巣作りをするから

それとは別に母屋の玄関ににも別のペアが子育てをした
中と外の出入りは複数から成る玄関のガラスを一枚外して出入り口としている

こちらは一度目、しかし時期的に遅かったのか?
ヒナたちは次々に巣から墜落していった、一度でも落ちてしまうといくら巣に戻しても生きる事は出来ない

巣から出る時は自力で飛び立つ以外に生きる望みは無し!
そして最後に残ったヒナは一匹、親鳥は餌を運び続けた

さあ、飛び立つ時が来た

パタパタと巣から出入り口の窓まで一気に飛んだ、一休み?
よく見ると翼の毛はまだ未成長、体だけは一人前なのに…

空を見上げても飛び出せないで居るその目は不安そう
しばらくすると地面に舞い降りた、動けない飛び立てない

駄目か…

そっと巣に戻してやった(きっと親鳥どこかでこの光景を見ているかもしれない)

再び墜落!

飛べない翼を持ったヒナたちはこの巣から飛び立つ事は無かった。



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