夜中の雷
そんな深夜にベットの角に両手をバンと乗せたのはsilky
ピカーーと光った
うん?雷
いつもの騒ぎ方が始まった
仕方なくベットの上に上げてやると胸の上に両手を置くもんだから重たくて仕方が無い
何時もならベットの上をあちらこちらと動き回りボリボリとシーツを掻きまくるのだが
今日はそうはさせまいと腕の中に閉じ込めた
もう一つの行動にハアハア荒い息をしてシッポをくるんと丸め落ち着く暇も無くウロウロ
それも封印しようと、力尽くでsilkyの身体を押さえマッサージをしてやった
首に力が入っていたけどしばらくするとすーっと力が抜けてだらんと横になった
そんな時、また光った、鳴った!
動かない、シッポは立っている、呼吸は普通
更に続けると眠りだした
silkyは少しだけ我慢をしていたのか手を止めると立ち上がって枕元へ動き出した
人の頭とベットのヘッドとの狭い隙間をこじ開け無理矢理身体をねじ込んできた
そしてそのままドテ!
窮屈な姿勢もお構いなしでまた眠る…
雷が去ったと共にいつの間にかsilkyの身体は無かった
6歳と数ヶ月、こんな事は初めてシニアへ変わりゆく行動の一つかも
その間、華恋はと言うと最初から最後までベットの上でスヤスヤ
何かあったの?と いつもの朝。
